解決策
LabVIEW では、スケールを動的に作成することはできません。LabVIEW ユーザーは、使用するすべてのスケールを事前に作成し、実行時に必要なスケールを動的に非表示または表示する必要があります。
XY グラフ上のあるスケールの値を別のスケールに割り当てる場合は、 X スケール範囲またはY スケール範囲を使用できます。
プログラム的に XY グラフのスケールを非表示にする
アクティブ スケールを切り替えるには、プロパティ ノードを使用して、XY グラフのアクティブ X スケールまたはアクティブ Y スケールプロパティを変更します。これにより、現在アクティブなスケールが変更されます。次に、 X スケール表示またはY スケール表示プロパティを使用して、アクティブ スケールの表示/非表示を変更できます。
たとえば、ユーザーがグラフ上でスケール 0 とスケール 1 の表示を切り替える場合、まずアクティブXスケールでスケール 0 をアクティブにし、次にX スケール表示をfalse に設定する必要があります。次に、スケール 1 をアクティブにし、 X スケール表示をtrue に設定する必要があります。
プログラム的に XY グラフのスケール値を切り替える
あるスケールの値を別のスケールに割り当てるには、プロパティ ノードを使用して、アクティブ X スケールまたはアクティブ Y スケールのプロパティを設定します。これにより、現在アクティブなスケールが変更されます。次に、 X スケール範囲またはY スケール範囲のプロパティを使用して、スケールの最小値、最大値、増分値、副増分値、開始値を設定できます。
下の図では、Y スケール「1」が Y スケール「0」と同じ範囲の値に設定されています。