FPGA I/Oノードを使用しているときにサンプルレートを変更する方法はありますか?

更新しました Oct 25, 2023

使用製品

ハードウェア

  • cRIO-9039

ソフトウェア

  • LabVIEW FPGA Module

問題

FPGAアプリケーションに、最大サンプルレートで収集する I/Oノードがあります。サンプルレートを任意の値に変更したいです。



 

上記のコードは、収集ループの設定方法を示しています。そのループは、FPGAクロックが実行できる最大速度で実行されます。

  • この収集の頻度を変更する方法はありますか?
  • FPGAクロックを任意の周波数で生成できますか?

解決策

FPGA内の特定のデバイスのサンプルレートを定義するには、まずそのデバイスが可能な最大サンプルレートを考慮する必要があります。これはモジュールの仕様で確認できます。

ほとんどのCシリーズモジュールは、任意のサンプルレートを設定するために次のソフトウェアアーキテクチャが使用できます。ただし、音響/振動モジュールなどのいくつか種類は例外となり、別のソフトウェアアーキテクチャを使用する必要があります。



 

上記のコードは、FPGA I/Oノードを使用してサンプルレートを変更するために必要な最小限の方法を示しています。ループタイマ関数は、各ループ反復にかかる時間を定義するために使用されます。シーケンスストラクチャは、FPGA I/Oノードが遅延の前に実行されないように実行順を指定する目的で使用します。

追加情報

FPGA I/Oノード以外のタイプの構造を使用することで、より速いサンプルレートに到達できるモジュールがいくつかあります。詳細については、Why Does User Controlled I/O Sampling Acquire Faster than an I/O Node?を参照してください