まず、バーコードフォントが必要です。所有していない場合は、無料のバーコードフォントをインターネットからダウンロードすることができます。フォントファイルは、次の場所に配置する必要があります。
C:\WINDOWS\Fonts
LabVIEWで任意の文字列制御器のフォントをバーコードフォントに変更できます。バーコードフォントは異なる場合があり、一部のフォントにはすべての文字が含まれない場合があります。LabVIEWで異なるフォントを使用する方法の詳細については、下記の関連リンクを参照してください。
バーコードフォントを印刷する場合、LabVIEWは時にはそれらを操作するのが難しく、ゆがんだ画像を生成することがあります。バーコードフォントを画像ファイル(JPEGなど)に書き込んだ後、その画像ファイルを印刷する、またはレポート生成ツールキットを使用してバーコードテキストをレポートに書き込んでからレポートを印刷することで、バーコードを正常に印刷できます。
ピクチャファイルへのバーコードの書き込み
- ブロックダイアグラムから、バーコードフォントを含む制御器または表示器を右クリックし、作成>>インボーグノード>>画像を取得を選択します。
- ブロックダイアグラムに、JPEGファイルに書き込みVI(関数>>プログラミング>>グラフィックス&サウンド>>グラフィックス形式>>JPEGファイルに書き込み)を配置します。インボーグノードの画像データ出力をJPEGファイルに書き込みVIの画像データ入力に配線します(メモ: ビットマップやPNG形式も有効です)。また、画像を保存したいパスも配線します。
- バーコードのJPEGが完成したので、プログラム的にファイルを印刷することができます。これを行うには、システム実行VI(関数>>コネクティビティ>>ライブラリと実行可能ファイル>>システム実行の下にあります)をブロックダイアグラムに配置します。次に、コマンドを入力してファイルを印刷します。(たとえば、文字列mspaint.exe / p jpegファイルパスはMicrosoftペイントでファイルを開き、印刷します)。
完了すると、ブロックダイアグラムは次のようになります。
レポート生成ツールキットを使用したレポートへのバーコードの書き込み
- レポートフォント設定VIを使用して、希望のバーコードフォントと希望のサイズにフォントを設定します。バーコードのフォント名とテキストサイズを入力してフォント設定を手動で入力するか、書式設定のソースをフォントダイアログボックスに変更して、ダイアログボックスを表示してさまざまなプロパティを設定することができます。
- テキストをレポートに追加VIを使用して、バーコードに変更するテキストを設定します。
- レポート印刷VIを使用してレポートを印刷します。
以下は、Word文書からHelloというテキストを印刷するレポート生成ツールキットのVIを使用した画像です。