DAQまたはDSAデバイスのカプリングモードを変更する

更新しました Jun 20, 2023

環境

ソフトウェア

  • LabVIEW Base
  • LabVIEW NXG
  • LabVIEW Full
  • LabVIEW Professional

ドライバ

  • NI-DAQmx

使用しているデバイスの仕様には、カプリングモードがソフトウェア選択可能であると記載されています。AC、DC、およびGNDのカプリングモードを変更するにはどうすればよいですか?

DAQmxチャンネルプロパティノードを使用してこれを行うことができます。
  1. LabVIEWでブロックダイアグラムにDAQmxチャンネルプロパティノードを配置します。
  2. プロパティ名を左クリックして、アナログ入力>>一般プロパティ>>入力構成>>カプリングの順に選択します。
  3. プロパティノードを右クリックして変更>>書き込みを選択し、入力端子が表示されたらその端子を右クリックして作成>>定数を選択します。
  4. 列挙体定数で任意のカプリングモードを選択します。

Additional Information

1つのタスクで個々のチャンネルにACカプリングまたはDCカプリングを設定したい場合は、サンプルプログラム: Programmatically Setting AC and DC Coupling for Individual Channels on one DAQmx Taskを参照してください。


一般に、SシリーズマルチファンクションDAQおよびダイナミック信号アナライザ(DSA)デバイスのみがソフトウェア選択可能なカプリングモードを備えています。カプリングは、他のデバイス(XシリーズマルチファンクションDAQなど)では厳密にDCです。サポートしていないデバイスに対してACカプリングを設定しようとすると、「エラー -20077: 要求された値は、このプロパティでサポートされている値ではありません。」という結果になります。


詳細については、DAQmx Task Gives Error -200077 When Creating a Custom Scaleを参照してください。この機能がサポートされていることを確認するには、デバイスのユーザマニュアルや仕様書を参照してください。