解決策
RTアプリケーションを開発するには、次の作業を行う必要があります。
- ソフトウェアとドライバをインストールする
- RTターゲットを構成する
- RTアプリケーションを作成する
- アプリケーションをビルドしてデプロイする
1. ソフトウェアとドライバをインストールする
NI製品を使用するための最初の手順は、ホスト/開発用コンピュータにアプリケーションに適したソフトウェアとドライバをインストールすることです。以下のソフトウェアをインストールします。
- Windows用NI LabVIEW開発パッケージ 8.0以降
- NI LabVIEW Real-Timeモジュール 8.0以降、またはLabWindows/CVI Real-Timeモジュール 8.0以降
- デバイスドライバ
メモ: PXI(e)ターゲット、LabVIEW、Real-Timeモジュール、およびデバイスドライバが、選択したソフトウェアバージョンと互換性があることを確認します。また、インストールした製品をアクティブ化する必要があります。
2. RTターゲットを構成する
必要なソフトウェアをすべてホストコンピュータにインストールしたら、Measurement & Automation Explorer (MAX)を使用してターゲットの全般設定を構成して、ソフトウェアとドライバをホストコンピュータからRTターゲットにインストールします。
メモ: 初期構成を行うには、ネットワーク接続されたRTターゲットを、MAXを起動したホストコンピュータと同じサブネットに接続する必要があります。詳しくは、Real-Time PXI System Initial Configuration and Software Installationを参照してください。
3. RTアプリケーションを作成する
RTアプリケーションの作成方法を説明するチュートリアルについては、LabVIEWヘルプを参照してください。作成したアプリケーションには、RTターゲット上のデータを収集して処理し、そのデータをホストコンピュータに表示するVIが含まれています。チュートリアルを開くには、以下の手順を行います。
- LabVIEWを起動します。
- ヘルプ>>LabVIEWヘルプを選択します。.
- Real-Timeモジュールヘルプの目次タブからReal-Timeモジュール>>Real-Timeモジュールの操作手順>>チュートリアル: Real-Timeアプリケーションを作成する トピックに移動します。
- チュートリアルの内容に沿ってアプリケーションを作成します。
4. アプリケーションをビルドしてデプロイする
チュートリアルが完了したら、スタンドアロンのRTアプリケーションを作成してRTターゲットにデプロイします。このセクションでは、チュートリアルで説明されているものと同様の付属するサンプルプログラムを使用します。サンプルプログラムを開くには、次の手順を行います。
- LabVIEWを起動します。
- ヘルプ>>サンプルを検索...を選択して、サンプルファインダを開きます。
- ツールキットとモジュール>>Real-Time>>Tutorialに移動します。
- Getting Started.lvprojをダブルクリックして、プロジェクトエクスプローラウィンドウを開きます。