解決策
ローカライズされたOS上のLabVIEWでは、一部のフォントが正しく機能しません。この問題は、ローカライズ版のWindows OSでのみ発生します。iniファイルでフォントのコードページを手動で指定することで、OSのコードページでサポートされているフォントへの強制を防ぐことができます。C:¥Program Files(x86)¥National Instruments¥LabVIEW 20XX¥LabVIEW.iniファイルに下記のトークンを追加します。ここでXXは、LabVIEWのバージョンによって変わります。
FontCodePageList = フォント名,コードページ識別子
例: FontCodePageList = Calibri,1252;
複数のフォントを使用したい場合は、同じトークンに対してセミコロンで区切り、フォント名とコードページ識別子を追加します。
FontCodePageList = フォント名1,コードページ識別子;フォント名2,コードページ識別子;フォント名3,コードページ識別子
次の表は、Windowで使用可能なコードページ識別子の一部です。
識別子 | .NET名 | 表示名 |
1250 | window-1250 | ANSI 中央ヨーロッパ言語; 中央ヨーロッパ言語 (Windows) |
1251 | window-1251 | ANSI キリル語; キリル語 (Windows) |
1252 | window-1252 | ANSI ラテン語1; 西ヨーロッパ言語 (Windows) |
1253 | window-1253 | ANSI ギリシャ語; ギリシャ語 (Windows) |
1254 | window-1254 | ANSI トルコ語; トルコ語 (Windows) |
1255 | window-1255 | ANSI ヘブライ語; ヘブライ語 (Windows) |
1256 | window-1256 | ANSI アラビア語; アラビア語 (Windows) |
1257 | window-1257 | ANSI バルト語; バルト語 (Windows) |
1258 | window-1258 | ANSI/OEM ベトナム語; ベトナム語 (Windows) |
メモ: 当初、Windowsコードページ1252(英語およびその他の西ヨーロッパ言語で一般的に使用されているコードページ)は、米国国家規格協会(ANSI: American National Standards Institute)の草案に基づいていました。コードページ識別子に関する詳細については、外部リンク: MSDN: Code Page Identifiersを参照してください。