AVIファイルの最大ファイルサイズが2 GBとなる

問題

LabVIEWでAVIファイルにデータを書き込んでいますが、最終的にエラー-1074395965が発生します。

 IMAQ Vision：（Hex 0xBFF604C3）AVIファイルが最大サイズの2ギガバイトに達しました。

これが発生する理由と考えられる回避策は何ですか？

解決策

ソフトウェアバージョン2019以降：
Vision Development Module（VDM） 2019以降では、LabVIEWで2 GBを超えるAVIファイルの書き込みがサポートされています。ただし、AVIファイルサイズには個々のコーデックに制限があります。 VDM 2019の使用中にこのエラーが表示される場合は、別のコーデックを使用してみてください。 2 GB以上のファイルサイズの書き込みをサポートするコーデックのリストについては、追加情報を参照してください。

2018以前のソフトウェアバージョン：
LabVIEWのIMAQ AVI2 VIには、2 GBの制限がありこれは変更できません。 LabVIEW32ビットとLabVIEW64ビットはどちらもAVIファイルに関して同じ制限があります。

この制限に達した場合は、ファイルサイズを取得関数を使用してファイルに書き込んでいるデータの量を監視し、2 GBの制限に達する前にプログラムで新しいファイルを作成してください。

または、古いIMAQ AVI VIを使用してAVIファイルに書き込むこともできます。ただし、これらのVIのコーデックサポートには制限があります。
IMAQ AVI VIは、次のフォルダーにあるAvi1.llbおよびAvi2.llbライブラリにあります。
C:\Program Files (x86)\National Instruments\LabVIEW XXXX\vi.lib\vision
(XXXXにはLabVIEWのバージョンが入ります)
IMAQ AVI Write Frame.viはAvi1.llbにあります。

追加情報

以下は、NIによってテストされたコーデックのリストです。これはコーデックの完全なリストではなく、参照用です。 「（NIビジョン）」というラベルの付いたコーデックは、VDMとともにインストールされ、 2 GBを超えるAVIファイルの書き込みをサポートしています。ただし、 NIはこれらのコーデックを開発しておらず、 またNIはより大きなファイルサイズをサポートするようにコーデックを変更することはできません。

2 GBを超えるファイルをサポートするコーデック：

• モーションJPEG（NIビジョン）
• FFビデオコーデック1（FFV1）（NIビジョン）
• VP8（NIビジョン）
• VP9（NIビジョン）
• Y800非圧縮グレースケール（NIビジョン）
• YUV 420プレーナー（NIビジョン）