NI Requirements Gateway 2018 における双方向トレーサビリティの割合表示

更新しました Mar 19, 2026

環境

ソフトウェア

  • Requirements Gateway 2018

この記事では、NI Requirements Gateway 2018 で双方向トレーサビリティを使用する際に、トレーサビリティ率 (%) を双方向で正しく表示する方法について説明します。

  • 前方トレーサビリティ(Requirements → Coverage)
  • 逆追跡可能性(Coverage → Requirements)

この手順では、組み込みのサンプルプロジェクトを使用して、トレーサビリティ率の計算方法と、動作を段階的に検証する方法を示します。

1. 双方向トレーサビリティの割合表示の考え方

NI Requirements Gateway 2018 では、トレーサビリティの割合(%)は Coverage(カバレッジ)関係がどの方向に定義されているか に基づいて計算されます。そのため、Coverage の定義方向が不十分、または意図と異なる場合、フォワード方向とリバース方向で表示される割合が一致しないことがあります。

 

2. サンプルプロジェクトを用いた検証

NI Requirements Gatewayに付属の以下のサンプルプロジェクトを使用して、動作を確認できます。

サンプルパス: C:\Users\Public\Documents\National Instruments\Requirements Gateway 2018\Examples\Text

このサンプルでは、テキスト⇔テキスト構成を使用しています。ただし、同じ概念は、ATMLやTestStandレポートなどのテキスト⇔XML構成にも適用されます。

 

3. 手順

  1. プロジェクトファイル(Text Example)を開きます。

  2. 設定ウィンドウを開きます。

  3. カバレッジ関係を構成します。

    • Requirements から Coverage への Cover 関係を追加します。
    • 設定後、Apply ボタンを押し、OK をクリックして Configuration 画面を閉じます。
  4. Project Overview から Requirements をクリックし、Text Example - Requirements.txt を開きます。

  5. Requirements ファイル内に 適切な Covers 定義を追加することで、トレーサビリティの割合を変更できます。

 

Text Example - Coverage.txt には、以下の 3 つの Coverage が定義されています。

  • LL-REQ1
  • LL-REQ2
  • LL-REQ3

Text Example - Requirements.txt に [Covers: LL-REQ1]を追加すると対象項目の3分の1が関連付けられる為、トレーサビリティ率は33%と表示されます。