AIM ARINC‑664(AFDX)ドライバのインストール、デバイス認識確認、およびLabVIEWでの使用方法

更新しました Mar 4, 2026

環境

ハードウェア

  • AIM ARINC-664

ソフトウェア

  • AIM ARINC-664 Driver

本記事は、新しいシステムで AIM ARINC‑664(AFDX)PXI ボードの使用を開始するエンジニア向けのガイドです。以下の手順について説明します。

  • AIM ARINC‑664 ドライバおよび BSP のインストール・更新
  • PXI ハードウェアが正しく認識されているかの確認
  • LabVIEW への AIM AFDX 機能の統合
  • 基本動作を確認するためのサンプル VI(ループバックテスト)の実行

これらのステップは、LabVIEW による ARINC‑664 アプリケーション開発・統合を行う前の基本手順となります。

1. LabVIEW のインストール

NIパッケージマネージャまたは NI 公式サイトからインストーラをダウンロードして LabVIEW をインストールします。AIM ドライバをインストールする前にLabVIEW をインストールしておく必要があります。

 

2. AIM ARINC‑664 ドライバ / BSP / ファームウェア のインストール

ドライバのダウンロードとインストール

  • NI パッケージ マネージャまたは NI 公式サイトから AIM ARINC‑664 ドライバをインストールします。インストーラを実行してインストールを完了します。
    ※LabVIEW との統合は後述の VIPM にて実施します。
  • ドライバインストール後は以下に各種マニュアルが保存されます:
    C:\Program Files\AIM GmbH\Arinc 664 Windows BSP 19.6.0\Doc

完全なセットアップ手順は以下の PDFでご確認いただけます。
C:\Program Files\AIM GmbH\Arinc 664 Windows BSP 19.6.0\Doc\Arinc664_Windows_BSP_Getting_Started.pdf

 

3. ファームウェア更新手順

AIM ARINC‑664 ドライバをインストールした後、以下を実施します。

  • 最新の AIM ARINC‑664 Windows BSP をインストールする。
  • 自動で起動する、または手動で以下を実行して API / Driver / Firmware の更新を行う:
    C:\Program Files\AIM GmbH\Arinc 664 Windows BSP 19.6.0\setup_bsp.bat
  • ファームウェア更新が必要な場合:
    C:\Program Files\AIM GmbH\Arinc 664 Windows BSP 19.6.0\Firmware\Update
  • PXI システムの完全な電源再投入(コールドブート)を行う。
    ※Windows の再起動のみではファームウェア更新が適用されない場合があります。

 

4. デバイス認識の確認(LabVIEW 統合前でも可能)

PXI ボードが正しく認識されているかを以下の手順で確認します。

  • 下記フォルダに移動:
    C:\Program Files\AIM GmbH\Arinc 664 Windows BSP 19.6.0\Sample
  • 管理者権限で以下を実行:
    afdx_Sample.exe

このツールは BOARD および PORT のリソースを列挙します。正常に表示されれば以下の点について正常と判断できます。

  • AIM ドライバが正しくインストールされている
  • ファームウェアとドライバの互換性が取れている
  • PXI ハードウェアが OS / API レベルで認識されている

何も表示されない場合は、ドライバ、ファームウェア、PXI シャーシ、またはハードウェア自体のトラブルが疑われます。

 

5. LabVIEWとの統合(VIPMを使用)

VIPMパッケージをインストールする

  • 以下のフォルダに移動します:
    C:\Program Files\AIM GmbH\Arinc 664 Windows BSP 19.6.0\LabVIEW
  • VI パッケージ マネージャー (VIPM) を使用して各 .vip ファイルをインストールします。
    複数のバージョンが存在する場合は、インストールされている LabVIEW バージョンごとに繰り返します。

パッケージをインストールすると、上記画像のshow Examplesのボタンからサンプル VIが保存されているフォルダ にアクセスできます。

 

6. サンプル VI による動作確認

LabVIEW 2024 (64-bit) に AIM ARINC‑664 パッケージをインストールした場合、サンプルプログラムは下記のフォルダに保存されます:
C:\Program Files\National Instruments\LabVIEW 2024\examples\AIM ARINC-664

ループバックテスト(推奨)
このフォルダにある “basic - Loopback.vi” は、最も簡単に動作確認ができるサンプルです。AIM ARINC‑664 ボードにはオンボードで 2 つのポートがあります。この VI は 同じボード上の 2 ポートを使って内部ループバック通信 を実行します。

正しく受信できれば、ドライバ、ファームウェア、LabVIEW API の基本動作が確認できます。

※実行時にエラーが発生し、FdxWriteFrameTxQueue(Generic).vi などの関数が見つからないと表示される場合は、代替として FdxWriteFrameTxQueue.vi に置き換えてから再度実行をお試しください。環境によっては Generic 版の VI が正しくインストールされていない場合があります。