ActiveXを使用する際の注意点
ActiveXを利用するには、以下の条件を満たす必要があります。
- ローカルインストールが必要
Office 365などのクラウドベースのエディションでは、ActiveXが使用できません。WordやExcelがローカルにインストールされている必要があります。 - セキュリティポリシーの確認
組織のセキュリティ設定によっては、ActiveXの使用が制限されている場合があります。IT部門と連携して、ActiveXの使用許可を確認してください。 - バージョン依存性
WordやExcelのActiveX APIはバージョン固有であることがあり、Officeのアップグレードに伴い、LabVIEW側のコード修正が必要になる場合があります。また、LabVIEWとOfficeのビット数(32bit/64bit)が一致している必要があります。異なる場合、ActiveXオブジェクトが正しく生成されないことがあります。 - ライセンス認証
WordやExcelが有効なWindowsアカウントでライセンス認証されている必要があります。未認証状態ではActiveX操作が失敗します。
テンプレートのWordファイル、Excelファイルへの値の書き込み
Word、Excelの操作の自動化のサンプルVIはNIサンプルファインダのToolkits and Modules >> Report Generation for Microsoft Officeの部分で下記の物が確認できます。NIサンプルファインダはLabVIEWのツールバーのHelp>>Find Exampleで開く事ができます。

例えばWord Report - Generate from Template.vi(Excelの場合はExcel Report - Generate from Template.vi)を開くと下記のプログラムの左側の画面(フロントパネル)を開く事ができます。フロントパネルをクリックし、Ctrl + Eを押すと、右側の画面(ブロックダイアグラム)を開く事ができます。フロントパネルは操作用のユーザーインターフェース、ブロックダイアグラムは処理の内容となるプログラミング画面となります。ブロックダイアグラム上でCtrl + Hを押すとContext Helpを開く事ができ、カーソルを当てた各関数の詳細について確認できます。LabVIEWのプログラムはツールバーの右矢印を押すことで実行することができます。

このプログラムを実行すると下記のようにWordが立ち上がり、プログラム内で指定された通り、各部分に値が記入されていきます。
