VeriStandのパルス測定でパルスが入力されていないときの挙動

更新しました Mar 10, 2025

使用製品

ソフトウェア

  • VeriStand

問題

DAQデバイスを用いてカウンタ入力タスクにより対象の入力パルスの周波数やデューティー比を測定することを考えています。

LabVIEWを使用したプログラムでは、カウンタ入力タスクで信号が入力されていない場合にはエラー-201314などが発生しますが、VeriStandのDAQチャンネルを使用した測定でも同様ですか?

解決策

VeriStandでは、DAQチャンネルを構成することで、アナログ、デジタル、カウンタのタスクを実行することができます。

カウンタ入力(CI)タスクでPulse Measurementを選ぶと、入力したパルスの周波数とデューティー比を測定することができますが、このときパルスを入力していない状態(デューティー比が0 %や100 %)だと、エラーが起こる代わりに周波数やデューティー比の測定値としてNaNが表示されます。

これはNot a Numberの略で、測定不能であることを意味しています。

この状態であってもVeriStandプロジェクトのデプロイは継続しているので、パルスが入力されるとそのパルスの周波数やデューティー比を速l定、表示することができます。