たとえば、14 スロットのcDAQ-9179 (USB 3.0)があり、各デバイスの4つのチャネルすべてで最大サンプリング レート (51.2 KS/s)で収集しながら14個のNI-9234モジュールを実行するスループットを維持できるかどうかを判断したいとします。次の式を使用して、9179のUSBバスを介してストリーミングされるデータの合計を計算できます。

このアプリケーション中のデータ転送の合計速度 (8.6 MB/秒) は、9179のUSB 3.0バスの最大スループット(250 MB/秒)を超えないため、このデバイスでこれらの速度でデータを取得しても帯域幅の問題は発生しません。
注: NI-9474などのデジタルIOモジュールのスループット計算は上記で説明したものと同じですが、NI-9361などのカウンター IOの場合、CompactDAQからUSB経由でホストPCに転送されるデータは、実行される測定の種類によって異なります。たとえば、エッジカウントタスクを実行する場合、返されるデータは、定義されたサンプル レートの32ビット整数になります。同様に、周波数データは4バイトの整数で、パルス測定は8バイトの値です。