Visual Studio で Getting Started with PXIe-5763 and PXIe-5764 FlexRIO C API サンプルプログラムを実行する方法

更新しました Nov 19, 2024

環境

ハードウェア

  • PXIe-5764
  • PXIe-5763
  • PCIe-5763
  • PCIe-5764

概要:

この記事では、NI FlexRIO C API の「Getting Started withPXIe-5763 and PXIe-5764」サンプルプログラムを実行する手順について説明します。適切なヘッダー ファイルやライブラリ ファイルのインクルードなど、以下で説明する手順の一部は、National Instruments ハードウェア ドライバーで提供される他のサンプル C プログラムにも適用されます。

手順:

  1. Visual Studioを開き、Visual C++コンポーネントがインストールされていることを確認します。

  2. ファイル > 新規 > プロジェクトから新しいプロジェクトを作成します。ポップアップメニューから、C++ > Windows > 空のプロジェクトを選択し、新しいプロジェクトを作成します。
    new project_jp.png 

  3. ツール バーで、[ビルド] > [構成マネージャー] を選択し、[アクティブ ソリューション構成] を [Debug] に、[アクティブ ソリューション プラットフォーム] を [x86] に設定します。
    config manager_jp.png  

  4. ソリューションエクスプローラーが開いていることを確認してください。開いていない場合は、[表示] > [ソリューションエクスプローラー] に移動して表示します。

  5. プロジェクトを右クリックしてプロパティを選択します

  6. [構成プロパティ] > [VC++ ディレクトリ] を選択し、[全般] > [インクルード ディレクトリ] をクリックします。逆三角形が表示されるので、それをクリックして <編集...> を選択し、インクルード ディレクトリのポップアップ メニューを開きます。
    Property Page_jp.png  

  7. 新しいフォルダ アイコンをクリックして新しい行を作成し、niflexrioapi.h (C:\Program Files (x86)\National Instruments\Shared\ExternalCompilerSupport\C\include)、IviVisaType.h (C:\Program Files (x86)\IVI Foundation\IVI\Include)、および asciiplot.h (C:\Users\Public\Documents\National Instruments\FlexRIO\Examples\Getting Started with PXIe-5763 and PXIe-5764) のディレクトリを追加します。[OK] ボタンをクリックしてディレクトリを保存します。
    Include_jp.png  

  8. [全般] > [ライブラリ ディレクトリ] を選択し、[ライブラリ ディレクトリ] ポップアップを開きます。niflexrioapi.lib のディレクトリ (C:\Program Files (x86)\National Instruments\Shared\ExternalCompilerSupport\C\lib32\msvc) を追加し、[OK] ボタンをクリックして保存します。

  9. 適用ボタンをクリックしてソースディレクトリに変更を適用します

  10. ソリューション エクスプローラーで、リソース ファイルを右クリックし、[追加] > [既存の項目...] を選択して、C:\Users\Public\Documents\National Instruments\FlexRIO\Examples\Getting Started with PXIe-5763 and PXIe-5764 にある getting_started_5763_5764.c と asciiPlot.c を追加します。

  11. リソース ファイルを右クリックし、[追加] > [既存の項目...] を選択して、C:\Program Files (x86)\National Instruments\Shared\ExternalCompilerSupport\C\lib32\msvc にある niflexrioapi.lib を追加します。
    solution explorer_jp.png  

  12. ツールバーから、[ビルド] > [ソリューションのビルド] に移動します。出力コンソールに次のメッセージが表示されます。

    ========== ビルド: 成功 0、失敗 0、最新の状態 1、スキップ 0 ==========

  13. プログラムを実行するには、「デバッグ」>「デバッグの開始」に進みます。

結果:

ビルドが成功すると、次の画像のような結果がデバッグ コンソールに表示されます。

コンソール.png