PXI-6612 を使用して VeriStand で PWM を測定する

更新しました Mar 10, 2025

環境

ハードウェア

  • PXIe-6612

ソフトウェア

  • VeriStand

PXI-6612は、PXIシステム用に設計されたNIのカウンタモジュールです。 PXIe-6612は、エンコーダ位置測定、イベントカウント、周期測定、パルス幅測定、パルス生成、パルス列生成、および周波数測定を実行します。

このチュートリアルでは、NI VeriStand ソフトウェア内の PXI-6612 カウンタ モジュールを使用してパルス幅変調 (PWM) を測定する方法を説明します。

VeriStand でのパルス測定に PXIe-6612 のカウンタ入力チャネルを使用するには、RTSI/PXI_TRIG 0 ラインにサンプル クロックを供給できる DAQ カードがシャーシ内に存在する必要があります。この例では、PXIe-6345 を使用してクロックをエクスポートします。

もしサンプルクロックを供給できるDAQカードが他にない場合には、関連リンクの資料を参考にダミーのアナログ入力タスクを用意する方法を検討してください。

VeriStand 構成

  1. VeriStand システム エクスプローラーを開きます。
  2. System Explorer でハードウェアが検出されていることを確認してください。そうでない場合は、Hardware Discovery Wizardを使用します。
  3. Chassis ページで、CI チャネルで使用できるように、Default/RTSI/PXI_Trig 0ai/SampleClockをエクスポートするように設定して PXIe-6345 クロックを選択します。
シャーシ.png
  1. PXI-6621を右クリックし、 Add Channelsを選択します。
2024-02-16_14h54_11.png
  1. CIとして追加するチャネル タイプを選択し、測定タイプをPulse Measurementとして選択し、サンプル クロック ソースがRTSI/PXI_Trig 0に設定されていることを確認します。
2024-02-16_15h00_04.png​​​​​​​
  1. 下の図のように、追加する CI チャネルを選択します。
CI.png
  1. VeriStand プロジェクトに新しい画面を作成し、カウンターをドラッグして周波数とデューティ サイクルの結果を表示し、プロジェクトを RT ターゲットにデプロイします。
2024-02-16_15h09_03.png