Altショートカットキーでカスタムランタイムメニュー項目を展開させる方法

更新しました Nov 2, 2023

環境

ソフトウェア

  • LabVIEW

LabVIEWでプログラムが実行中に、メニュー項目タグをAltキーで展開することができています。カスタムメニューバーを作成するときに、
ショートカットテキストボックスは<Alt>キーを受け付けなく、<Clt> キーや<Shift>のみ受けつくことができません。
ここでは、固有のカスタムメニューバーで<Alt>キーのショートカットを受けさせる方法について説明します。

ランタイムメニューを作成したいVIのフロントパネル上で編集>>ランタイムメニューを選択します。メニューエディタが表示します。
  スクリーンショット 2023-07-27 181841.png
  1. メニューエディタにてメニュータイプを<カスタム>にし、項目タイプを<ユーザー項目>にします。
      atkey.PNG 


      スクリーンショット 3.png
  1. 新しいメニュー項目に、項目名(メニューに表示される文字列)および項目タグ(メニュー項目が選択された場合に返される文字列)をつけます。
ここではオプション(O)というメニューを作成します。メニューにサブメニューを入れますが、
<Alt>キー操作でこのメニューを展開させるためには、<Alt>キーと一緒に使う文字(この例では "O")の前に
下線(_)をつけることで<Alt>キー操作をショートカットで取り組むことができます。ただし、アプリケーションを実行中にこの下線が表示されません。

     スクリーンショット 4.png
  1. サブメニューを追加するにはプラスボタン(i)を押し、右矢印(ii)を押します。
  2. サブメニューに項目名(iii)および項目タグ(ⅳ)を入力します。
  3. サブメニューを選択するために<ショートカット(キーコンポーネントを入力し)>テキスボックスを選択し、キーボードの文字をクリックします。この例では<C>をクリックしますと、ショートカットテキストボックス(ⅴ)に<Ctrl+C>が入力され、このサブメニューは<Ctrl+C>ショートカットで選択できます。
   ※この<ショートカット(キーコンポーネントを入力し)>テキスボックスは<Ctrl>および<Shift>キーしか対応できません。

     atkey2.PNG
     
  1.  他のサブメニューを上記の(i).、(ii)~(iii).の操作を繰り返して追加できます。 

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  1. ファイルの>>保存を選択し、カスタムランタイムメニューを保存します。ランタイムメニューは.rtmファイルとして保存されます。
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プログラムの実行中に、<Alt+O>でオプション(O)のメニュー項目が展開されます。
スクリーンショット 9.png            スクリーンショット 10.png