解決策
RFmx WLANを使用する場合、RFmx Soft Front PanelもしくはLabVIEW関数でNoise Floor Calibrationを行います。
RFmx WLANではSoft Front Panel, LabVIEWによる計測はMeasure/Calibrateのいずれかのモードで実行されます。デフォルト設定の場合、Measureモードで実行されます。その為、RFmx Soft Front PanelではCalibrationのボタンを押さない限り、常にMeasureモードで実行されています。LabVIEWのプログラムでは
RFmxWLAN OFDMModAcc Configure Measurement Mode (VI) を使用してMeasure/Calibrateのモードの切り替えを行う事ができます。
RFmx Soft Front PanelでCalibrationを行う場合、下記のボタンから設定画面を開きます。
Single-Point Calibrateのボタンにより、校正を行う事ができます。Enable/DisableによりEVM Noise Compensationの反映を切り替える事ができます。LabVIEWでは
RFmxWLAN OFDMModAcc Configure Noise Compensation Enabled (VI) を使用して切り替えます。
また、Multi-Point Calibrationは下記の画面で行います。ここではEVMの向上の為、Enable/Disable Shared LO Connectionの切り替えも可能となっています。Center Frequency、Channel Bandwidthは下記の表で設定・確認できます。デフォルトの場合、RFmx Soft Front Panelは2.4 GHzチャンネルと5 GHzチャンネルの両方をロードします。