SVT Pink Noise Waveform VIのAmplitudeの入力

更新しました Feb 21, 2022

使用製品

ソフトウェア

  • LabVIEW
  • LabVIEW Sound and Vibration Toolkit

問題

LabVIEW Sound and Vibration Toolkitを使用してピンクノイズを生成しています。SVT Pink Noise Waveform VI のamplitudeの入力値はノイズ信号の振幅とどのような関係にありますか?
 
pink.png

解決策

SVT Pink Noise Waveform VIは他のSVT信号生成VIと同様にアナログ出力デバイスに対しての使用を想定して作成されています。そのような目的の中でSVT Pink Noise Waveform VIから出力される信号はアナログ出力ハードウェアのDACのしきい値を超えないことが重要です。もしDACのしきい値を超えてしまった場合、ドライバはOverloadエラーを返し、DAQmxと併用している場合、タスクは停止します。その為、amplitudeの値をしきい値以下になるようにする事で、ハードウェアから信号を出力する際にこのエラーが発生しないように設定を行う事ができます。

AttachmentsのVIを確認する事で出力されるピンクノイズの最大値、最小値がamplitudeで指定した値を超えないことが確認できます。VIを実行し続けることでupper limit clearanceとlower limit clearanceが0となり、最大値、最小値を含む信号が出力されることがあることが確認できます。最大値、最小値を超える信号が出た場合、これらの値はマイナスの値になります。

Attachments