データの作成とプロパティの付与
ここでは計測をシミュレートする為にAttachmentsのTDMSGenerator.viを使用します。
*.tdmsデータは
TDMデータモデル に沿って読み取られます。各ファイルにはファイル、チャンネルグループ、チャンネルという3つの階層が存在し、それぞれの階層に任意のプロパティを付与する事ができます。
例えば、この例ではファイルプロパティ(下図赤色部分)としてauthor, datetime, description, Locationを付与しています。ファイルプロパティの1つ下の階層のチャンネルグループとして、DUT1と2に対してグループ1と2を用意し、それぞれのグループに対してOperator, Bench, Serial Number, Errorのグループプロパティ(下図青色部分)を付与しています。またそれぞれのグループには各DUTに対する測定結果を保有するチャンネルデータが5つずつ存在し、それぞれのチャンネルデータにはunit_stringとDevice_Temperatureという2つのチャンネルプロパティ(下図緑色部分)を付与しています。
データの閲覧とプロパティの確認
上記の手順で付与されたプロパティはDIAdemやExcelで確認する事ができます。例えばDIAdemを使用する場合、
こちらの記事の手順で*.tdmsファイルを保存しているフォルダを検索領域に追加し、Data Portalにデータをロードすると、下図の様に、ファイル(赤)、グループ(青)、チャンネル(緑)をクリックする事で各階層に付与されたプロパティを確認する事ができます。
こちらの記事 の手順にてExcelでも同様にプロパティの内容を確認する事ができます。