NI VeriStandシステム定義ファイルからプログラム的にカスタムデバイスのデフォルトチャンネル値を取得する

更新しました Apr 19, 2024

使用製品

ソフトウェア

  • VeriStand
  • LabVIEW
  • VeriStand Custom Devices

問題

LabVIEWでプログラム的にカスタムデバイスのデフォルトチャンネル値を読み取りたいと考えています。どうすればできますか?

解決策

NI VeriStand システム定義ファイルは、単なるXMLファイルでありNI LabVIEW の .NET API を使用して解析することができます。

カスタム デバイスのチャンネルにアクセスするために必要な手順は次のとおりです。
  1. NI LabVIEWヘルプのコンストラクタノード のトピックを参照してLabVIEWで.NET API .dllを呼び出す方法を理解します。
  2. .NET アセンブリ内でクラスをインスタンス化するために、コンストラクタノードで NIVEriStandSystemDefinitionAPI.dll を呼び出します。このアセンブリは、C:\Program Files (x86)\National Instruments\VeriStand xxxxあるいはC:\Program Files\National Instruments\VeriStand xxxxにあります。
  3. アプリケーション制御VIパレット のプロパティノードとインボークノードを使用すると、コンストラクタノードからのクラスリファレンスを配線するだけで、そのクラスのプロパティとメソッドにアクセスできます。
最初にCustomDeviceChannel クラス にアクセスし、次に プロパティノードを使用してチャネル値にアクセスする必要があります。
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追加情報

NIVEriStandSystemDefinitionAPI.dll は、システム定義ファイルの操作と構成を自動化します。この APIを使用することで、VeriStandのシステムエクスプローラウィンドウでファイルを構成するのと同じ操作が実行できます。

このアセンブリ内のすべてのクラスの機能を詳細に理解するには、NationalInstruments.VeriStand.SystemDefinitionAPIについてのユーザーマニュアルページ を参照してください。