VeriStand で NI VCOM を使用するとエラーが発生する

更新しました Jul 12, 2024

使用製品

ソフトウェア

  • VeriStand
  • Vehicle Communication Toolkit

問題

NI-VCOM を使用して ECU をシミュレートし、CAN メッセージを送信しています。 VeriStand のシステム定義ファイルは正常にデプロイされましたが、送信を有効にしてもメッセージが送信されません。 NI-VCOMの状態を確認すると Stateは Error で、 Error Codeは 2 でした。エラー コードの意味がわかりません。根本的な原因を見つけるにはどうすればよいですか?
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解決策

プロジェクトの開発中にRBS Configurator上でDebugLevelを 0 に設定します。
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VeriStand プロジェクトが正常にデプロイされても、Restbus がエラーなしで実行されるわけではありません。 VeriStand プロジェクトのデプロイ中に、Vehicle Communication Toolkit (NI-VCOM) は、警告またはエラーを記録する 3 つの異なるログ ファイルを作成します。
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  • Offline Core.log: オフライン ログには、構成中に書き込まれた情報が含まれます。
  • Online Core.log: オンライン ログには、オフライン ログに含まれる情報とランタイム情報も含まれます。
  • RBS.log: RBS ログには、カスタム デバイス固有の情報が含まれています。
Online Core.log を開いて、エラーに関するメッセージを読むことでデバッグに役立ちます。ログ ファイルはターゲット上に作成されます。
  • Windows: ログ ファイルは、RBSConfig.xml ファイルと同じディレクトリにあります。
  • Linux RT: ログ ファイルは/c/ni-rt/NIVEriStand/Custom Devices/PROVEtechRBS にあります。
 
 
 

追加情報

ターゲットが Linux RT であり、そこからファイルを転送する方法がわからない場合は、WebDAVを使用する方法の資料 を確認してください。