DIAdemの1チャンネルFFTの平均化モードの違いは何ですか?

更新しました Jan 30, 2023

使用製品

ソフトウェア

  • DIAdem

問題

プログラミング言語によってFFTの平均化の計算を行ったときに得られる結果が異なります。DIAdemの1チャンネルFFTの平均化モード振幅オートスペクトラムの違いは何ですか?
 

解決策

1チャンネルFFT関数の平均化モードの違いは平均を振幅から計算するか、オートスペクトラムから計算するかの違いになります。それぞれ計算式が違うため、計算結果も異なります。

まず、DIAdem上で選択可能な振幅モードとそれぞれの数式は以下となります。

diff_amp_peaks.PNG

そして、データチャンネルの解析インターバルの回数を設定した場合、インターバルごとに出力される振幅の平均を計算することができます。平均化を有効にするためには、まずFFT関数タブの振幅にチェックを入れ、振幅平均のプルダウンメニューから平均を取る方法を指定します。今回は算術の数式を紹介します。

arithmetic_mode.PNG

平均化モードは二つあり、振幅オートスペクトラムになります。それぞれの数式は以下となります。

AmplFirst Equations.PNG