解決策
LabVIEWでは画像データを扱うために
IMAQ Createで生成したImageリファレンスを使用します。このImageリファレンスは画像データ自身ではなく、画像データのメモリ領域のリファレンスを表します。そのため、もし複数の画像ファイルの読み取りの際に、
IMAQ Createの関数で用意したImageリファレンス一つのみを繰り返し指定して使用した場合、画像データのメモリ領域は上書きされることになります。
これを回避するためには、画像ファイルごとに
IMAQ Createで新しいImageリファレンスを作成する必要があります。
例えばForループを使用する場合には、Forループの反復端子の出力を使用して、毎ループで異なる名前の
IMAQ CreateのImageリファレンスを作成することができます。