LabVIEWでデータURIを画像として表示

更新しました Dec 4, 2023

環境

ソフトウェア

  • LabVIEW

データ URI は、ファイルを表す base64 でエンコードされた文字列です。常にdata:[<media type>][;base64],<data>の形式で存在しますこの記事では、LabVIEW で画像として表示する方法を紹介します。

  1. LabVIEWと互換性のあるBase64デコーダをダウンロードしてインストールします。この記事では、JDP Science のJDP Science Common Utilitiesの Base64 デコーダーを使用します。
  2. LabVIEW を起動し、新規の VI を作成します。
  3. フロント パネルで、制御器パレット >> グラフ >> 制御器から 2D ピクチャ制御を配置します。
  4. ブロックダイアグラムで、関数パレット >> アドオン >> JDP Science Common Utilities >> Base64 Supportにある Base64 デコーダ ( Base64 または Base64URL Decode.vi ) を配置します。
  5. 関数パレット>>接続>>Webサービス>>変換にあるPNGデータLabVIEW画像に変換を配置します。
  6. 関数パレット >> プログラミング>> グラフィックとサウンド >> ピクチャ関数にあるDraw Flattened Pixmap.viをブロックダイアグラムに配置します。
  7. 下の図に示すように、ステップ 4 からステップ 6 でブロックダイアグラムに配置された VI を 2D 画像制御器に接続します。
    繋がり
  8. Base64 または Base64URL Decode.vi の String In 入力の制御を作成します。
  9. フロント パネルで、データ URI のデータセクションを取得し、手順 8 で作成した文字列制御に挿入します。
  10. VI を実行すると、データ URI で表される画像が 2D 画像コントロールに表示されます。