NI-VCOM WebUI を使用して RBSConfig ファイルを作成する

更新しました Jun 14, 2024

環境

ソフトウェア

  • Vehicle Communication Toolkit

ドライバ

  • NI-XNET

Vehicle Communication (VCOM) Toolkit は、Windows および NI Linux Real-Time オペレーティング システムと互換性のある LabVIEW API を提供するソフトウェア アドオンです。 NI-VCOM WebUI は、データベース ファイルを表示し、RBS 構成ファイルを作成するために開発されました。 NI-VCOM を使用した LabVIEWによるテストには、RBS 構成ファイルが不可欠です。この記事では、WebUI を使用して RBS 構成ファイルを作成する方法について説明します。

  1. LabVIEW から WebUI を起動します。 ツール にあるVehicle Communication Toolkitメニューの下で、Vehicle Communication Toolkit webUIを選択します。デフォルトのブラウザで WebUI が起動し、ログイン情報を求められます。 Windows OS ターゲットの場合、デフォルトでは、Web サイトはhttp://127.0.0.1:60004です。ユーザー名はadminで、パスワードもadminです。ログイン後、 C:\Users\Public\Documents\National Instruments\NI-VCOM\configuration\RBS_Configにあるすべての構成ファイルにアクセスできます。Linux RT ターゲットの場合、Web サイトは<Linux RT IP Address>:60004となっている必要があります。 ユーザー名とパスワードはどちらもadminです。ログイン後、 home:\lvuser\ni-vcom\configuration\RBS_Config にあるすべての構成ファイルにアクセスできます。
以下の図はWindows OSにおける表示例です。

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以下の図はLinux RT OSに対する表示例で10.144.138.33は Linux RT ターゲットの IP アドレスです。

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  1. ConfigurationsをクリックしてNI-VCOM Toolkitで提供されている各サンプルのために作成されたすべての RBS構成ファイルを見ることができます。新しい RBS 構成ファイルを作成するか、目的のアプリケーション用にデフォルト RBS 構成ファイルを変更します。 . Capture.PNG