LabVIEWアプリケーションビルダを使用して構築された実行ファイルにライセンスフォルダが含まれる理由

更新しました Sep 30, 2024

問題

  • 空のLabVIEWプロジェクト用にインストーラを構築したところ、さまざまなライセンスで構成されるライセンスフォルダが作成されます。なぜこれが含まれるのか、またそのライセンスフォルダの作成を回避する方法は何ですか?
  • LabVIEWプロジェクトが多数あり、インストーラーとして配布する場合、ライセンスフォルダーにコンテンツが含まれているものと、コンテンツが含まれていないものがあります。ライセンスフォルダーは..\builds\ Project Name\Installer Name \ Volume\licenseにあります。これはバグですか?

解決策

これは予期された動作です。インストーラーのプロパティには、開発者がアプリケーションの実行に必要なランタイムエンジンを含めてインストーラーを配布するかどうかを選択するオプションがあります。
このオプションはインストーラーを右クリックしてプロパティ >> 追加のインストーラーを選択すると表示されます。

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デフォルトでは、推奨されたインストーラーを自動的に選択のオプションが選択されています。この場合、LabVIEWは、ソースファイルタブのビルド仕様に基づいて、インストーラとともに配布する推奨追加インストーラを自動的に選択します。
空のVIが配布されている場合でも、LabVIEWランタイムエンジンが含まれます。 LabVIEWランタイムエンジンが含まれている場合、エンドユーザは..\builds\プロジェクト名\インストーラ名\Volume\licenseフォルダでライセンスを確認できます。推奨されたインストーラーを自動的に選択するオプションが選択されておらず、追加のインストーラーが含まれていない場合、ライセンス フォルダーは空になります。