ECU Measurement and Calibration ToolkitでOPTIONAL_CMDを制御する

更新しました Jul 6, 2022

使用製品

ソフトウェア

  • ECU Measurement and Calibration Toolkit

問題

ECU Measurement and Calibration Toolkit(MC Toolkit)を使って、CCP / XCP通信を行っています。"GET_DAQ_EVENT_INFO" や、 "CLEAR MEMORY" といったOPTIONAL_CMDの送信をプログラム的に制御することはできますか。

解決策

"GET_DAQ_EVENT_INFO" のようなOPTIONAL_CMDは、MC Toolkitでは無効にすることはできません。このコマンドは、通信の初期化時などにLabVIEWがECUに対して内部的に送信します。ECUがこのコマンドに対応していない場合、ECUは例えば0xFEのエラーを返しますが、マスタ側はこのエラーを無視します。

"CLEAR MEMORY" などの一部のOPTIONAL_CMDは、MC Set Property.vi でECUのサポート有無を設定できます。詳しくはVIのヘルプページを参照してください。
 
MC Set Property.vi help page