解決策
TestStand Operator Interfaceを変更するにはLabVIEWを使用し、ソースファイルの編集を行う必要があります。ソースファイルはTestStand 2021 (64-bit)の場合、下記のフォルダで確認できます。
C:\Users\Public\Documents\National Instruments\TestStand 2021 (64-bit)\UserInterfaces\Simple\LabVIEW例えばファイル>VIプロパティを選択し、下記の様にウインドウの外観のカスタマイズより「ウィンドウのサイズ変更をユーザに許可」を選択後、VIを保存し、ビルドを行うと、ユーザーインターフェースの大きさを変更する事ができるようになります。ただし、この状態では各制御器・表示機のサイズや位置は変更されません。
ユーザーインターフェースのサイズを変更した際に各制御器・表示機のサイズが自動変更されるようにするには下記の様にウインドウサイズより「ウィンドウのサイズの変更とともにパネル上のすべてのオブジェクトをスケール」を有効化する必要があります。この機能を使用する事でウィンドウサイズを変更した際に各オブジェクトの大きさが自動的に変更されます。ただし、この機能はプログラムの配布先の環境やディスプレイの解像度等の影響を強く受けるため、予期せぬ動作を起こす場合がある為、デフォルトでは無効化されています。プログラムの配布先において適切なウインドウサイズでの運用が必要な場合、配布先のディスプレイ、解像度等の設定値、言語等を確認し、各環境に合わせたユーザーインターフェースを作成する必要があります。