VeriStand でシミュレーション状態の保存と復元を行う

更新しました Feb 18, 2025

環境

ソフトウェア

  • Simulink
  • VeriStand 2023 Q4

Matlab/Simulink モデルは VeriStand で実行できます。モデルの実行中は、 Model Commandを使用してモデルを一時停止、開始、リセットできます。 VeriStand 2023 Q4 以降、Simulink モデルが VeriStand Model Generation Support 23.8 でコンパイルされている場合、シミュレーション状態を VeriStand に保存および復元できるようになりました。この記事では、VeriStand でシミュレーション状態を保存および復元する方法を紹介します。

  1. MatlabのアドオンとしてVeriStand Model Generation Support 23.8をインストールします。
  2. Simulink 設定で状態を有効にします。
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  1. VeriStand >> Logging Specification >> Add channelsを使用して、値を保存および復元するチャネルを選択します。
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  1. モデルを保存/復元します。

Windows コントローラーの場合:
UI マネージャー画面でシミュレーション状態を保存および復元するのは非常に簡単です。 Model Command をSaveに変更すると、 Select Path to XML Fileのダイアログが開き、シミュレーション状態を保存します。次に、Model CommandをStartに変更して、モデルの実行を再開します。 Model CommandをRestoreに変更すると、 Select Path to XML FIleのダイアログが開き、保存された XML ファイルを選択できます。

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Linux RT コントローラーの場合:
ワークスペース画面を使用してモデルを保存/復元し、パスをc:/ni-rt/NIVeristand/Logs/test.xmlとして指定する必要があります。

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