1. ファイルビューアへデータをアップロード
SystemLinkのファイルビューアを開き、この記事のAttachmentsからダウンロードできるdata1.pdf, data2.pdf, data3.pdfをSystemLinkにアップロードします。
2. ファイルビューアでカスタムプロパティを作成
アップロードしたファイルを開き、プロパティの追加からキー = Custom1、値 = testを作成します。ここではdata1.pdfに対してのみこのプロパティを作成しています。
保存を選択し、変更内容をデータに反映します。
3. DataFinderインスタンスの作成
ファイルビューアでアップロードされたデータに対するDataFinderインスタンスを作成します。
データインデックス作成を選択し、
新規から
DataFinderインスタンスを選択します。ここではインスタンス名をFileViewerとし、データストレージタイプは
SystemLinkファイルサービスを選択します。
データインデックスを開始します。DataFinderインスタンスを右クリック>
開始を選択し、データインデックスの開始を行うと、ファイルビューアにアップロードされたデータのプロパティ値を読み取り、データベース化されます。データの数、プロパティの数が多い場合、時間が掛かる場合があります。データインデックスが開始のステータスになるまで待機します。データインデックスが開始となった場合、DataFinderインスタンスを右クリック>
設定を選択し、カスタムプロパティの設定を変更し、以下の手順で先ほど作成したCustom1のプロパティを検索で使用できるようにします。カスタムプロパティを選択し、先ほど作成したCustom1を最適化します。最適化されたプロパティはデータベース上で検索対象として使用可能となります。
4. DataFinderインスタンスのリセット
カスタムプロパティの設定を変更する場合、データベースを作成し直す事で新たな設定を反映した状態ですべてのデータに対して、データベースを作成し直す事ができます。DataFinderインスタンスの設定において、インデックスを選択し、インデックスのリセットを選択します。
5. データナビゲーションでカスタムプロパティを使用してデータを検索する
データナビゲーションを開き、先ほど作成したFileViewerのインスタンスにアクセスします。上級検索を選択し、検索条件を設定します。ファイルビューアにて作成したプロパティはファイルプロパティとなるので、レベル = ファイルの状態でプロパティを検索するとCustom1を確認できます。値 = *とすることでCustom1をプロパティとして持つデータのみ検索結果に用事する事ができます。アスタリスクはワイルドカードとして使用できます。
検索結果は下記の様になります。ここではdata1.pdfにのみCustom1のプロパティを作成したため、このデータのみ検索結果として表示されます。