1. DIAdemを起動し、スクリプトを作成します。
DIAdem上で特定の動作に対して発生させるイベントはVBScriptで指定・作成します。DIAdemのScriptを開き、新規の*.VBSファイルに下記のスクリプトをコピーします。このスクリプトに名前を付けて保存します。
上記のスクリプトは下記の物を使用しています。
Option Explicit 'スクリプト内のすべての変数の明示的な宣言を強制します。
Call AddUserCommandToEvent("Navigator.Events.OnLoaded","MyOnLoaded")
Sub MyOnLoaded()
Dim Txt, Element
Txt = ""
For Each Element in LoadedElementList
Txt = Txt & "Loaded Element: " & Element.Name & VbCrLf
Next
Call MsgBoxDisp(Txt)
End Sub
AddUserCommandToEventでNavigator.Events.OnLoadedが発生した際にMyOnLoadedを実行するように指定しています。Navigator.Events.OnLoadedはデータがData Portalにロードされたタイミングで発生します。
2. ユーザコマンドの登録
作成したスクリプトをユーザコマンドとして登録するには
設定 >> 拡張 >> ユーザコマンドと進み、
追加を選択します。ここで先ほど作成したスクリプトを選択するとユーザコマンドの登録が完了します。
3. ユーザコマンドの動作確認
ここで作成したユーザコマンドはデータをData Portalにロードする際にメッセージボックスでデータの名前を表示する物となっています。Data Portalの内部データを削除し、DIAdemのサンプルデータをロードすると、下記の様にユーザコマンドの動作を確認できます。
上級検索の結果をData Portalにロードする場合などでもこのユーザコマンドは使用する事ができます。