SystemLinkに関するエラーログは2種類あります。
• SystemLink TDM Diagnostics file
• SystemLink Support log
SystemLink TDM Diagnostics file
このエラーログはSystemLink TDM(DataFinder, Data Preparation, Analysis)に関してのログを格納しています。下記の2つの方法で出力する事ができます。
1. SystemLink DataFinderインスタンスで作成
SystemLink Web Applicationにログインし、
データインデックス作成>>
グローバル設定>>
ログファイルと診断ファイルを選択すると、下記の通り、ログファイルの作成画面になります。
ログに含める情報のレベルには標準、拡張、ユーザ定義の3種類が存在し、各レベルの違いはWindowsのイベントとして保存されているイベントのレベル(エラー、警告、情報)のどの部分まで含めるかに対応しています。ロギングモードの設定を変更し、OKを押すと、その時点から指定したロギングモードによるログデータの保存が行われます。ログデータは1 GBを超えると古い物から削除されます。この画面では定期的に保存されたデータの大きさを確認し、ログファイルの作成・クリーンアップを必要に応じて行う事ができます。
「収集されたデータ:〇〇MB」はTDM Server logsのファイルサイズとなっており、これらは*.etlファイルとしてLogFIlesのフォルダに格納されています。1 GBの制限はこの*.etlファイルに対してのものです。*.etlファイルの合計が1GBを超えていても他のフォルダのログ (EventLog, Skyline logsなど)は削除されません。
診断ファイルは平常時は「標準」の設定にしておき、問題が発生した時に「拡張」に変更し、問題を再現し、ログを出力する方法が推奨されています。
TDM DataFinder, Analysis Server関連のログを確認する場合、EventLogとLogFilesを確認します。Skylineのフォルダには、Webサービスに関してのログを確認できます。
2. NI SystemLink TDM Configuration (TDM Server Control Panel)からログの作成
NI SystemLink TDM Configuration (TDM Server Control Panel)においてOther>>Status>>Create diagonastic file...を行う事でログを作成する事ができます。こちらの手順を行うと1の方法の標準のログが作成されます。Webサービスが停止している場合、1の手順でログの作成を行う事が出来ない為、こちらの手順が必要となる場合があります。
SystemLink Support Log
SystemLink Support LogはSystemLink全般に関してのログが格納されています。SystemLinkに関連しているWebサービスなどの起動ログなどが含まれます。このレポートは下記の手順で作成します。
SystemLinkサーバ構成の
トラブルシューティングから
技術サポートレポートを生成を選択し、
生成を実行します。
下記のログファイルが作成されます。