DIAdemでデータのプロパティを編集し、メタ情報をデータファイルに保存する

更新しました Apr 19, 2021

環境

ソフトウェア

  • DIAdem

計測データの保存・解析・閲覧・共有を行う際に計測時の環境、条件、日時、試験者などのメタ情報が存在すると、データを効率よく活用できます。これらの情報が計測データに付随している場合、例えば特定の試験者によって行われた計測データのみを確認する事ができます。また、データを評価する際の重要なパラメータをメタ情報としてデータに付随する事で、そのパラメータを使用した検索を行う事もできます。

NIではデータ活用を効率よく行うためにメタ情報を付けたデータ保存方法を推奨しています。ここではDIAdemで読み込んだデータのプロパティを編集し、メタ情報を付ける方法を確認します。計測データにメタ情報を付け、計測データをメタ情報から検索する方法計測データをデータベース化し、サーバでホストし、別のPCからメタ情報を使用したデータ検索・閲覧する方法 と組み合わせる事で計測データの活用・運用を効率化できます。
 
Overview.png

DIAdemを起動し、下記のVBScriptを保存し、実行すると、VBScriptが保存されたフォルダにData1.tdmsというファイルが作成されます。このファイルの各プロパティは下記のScriptによって編集されており、スクリプト実行後のData Portalで確認できます。
 
Option Explicit
Dim oMyData, oMyGroupChannel, oMyChannel, i
Call Data.Root.Clear()
Set oMyChannel = Data.Root.ChannelGroups.Add("MyChnGrp").Channels.Add("MyChn",DataTypeFloat64)

For i = 1 to 1000
  oMyChannel(i) = i
Next

'データのプロパティを編集します
Set oMyData = Data.Root
oMyData.Properties("name").Value = "Data1"
oMyData.Properties("description").Value = "memo"
oMyData.Properties("title").Value = "Validation1"
oMyData.Properties("author").Value = "Engineer1"
oMyData.Properties("datetime").Value = "2021/4/1 12:00:00"
oMyData.Properties("sourceoriginalname").Value = "Source"

'チャンネルグループのプロパティを編集します
Set oMyGroupChannel = Data.Root.ChannelGroups(1)
oMyGroupChannel.Properties("Name").Value = "ChannelGroup1"
oMyGroupChannel.Properties("description").Value = "memo"
oMyGroupChannel.Properties("sourceoriginalname").Value = "Source_ChannelGroup"

'チャンネルのプロパティを編集します
Set oMyChannel = Data.Root.ChannelGroups(1).Channels(1)
oMyChannel.Properties("Name").Value = "Channel1"
oMyChannel.Properties("description").Value = "memo"
oMyChannel.Properties("unit_string").Value = "Hz"

'プロパティを読み取ります
msgbox(oMyData.Properties("Name").Value)

'ファイルを保存します
Dim FilePath
FilePath = AutoActPath & "Data1.tdms"
Call DataFileSaveSel( "<filename>"&FilePath&"</filename>","tdms",oMyData)

例えばDataのプロパティを確認すると、下記のスクリプトの赤枠部分の内容がData Portalに反映されている事が確認できます。ただし、保管日付/時間のプロパティはこのデータを保存した際の物に書き換わります。
 
1DataProperty.png

保存されたData1.tdmsはDIAdemだけではなくExcelで確認する事もできます。TDMSファイルをExcelで開く方法はこちらで確認できます。TDM Excel Add-in をインストール後、TDMSファイルをExcelにインポートすると下記の様にメタ情報が含まれているデータを確認できます。
 
2data.png

次のステップ

上記の手順で保存した計測データに対してDIAdem, DataFinderでメタ情報を使用してデータの検索する方法はこちらの資料 で確認できます。また、これらのメタ情報をデータベース化し、SystemLinkを使用してサーバPC上でデータベースをホストし、別のPC(クライアント)からメタ情報によるデータの検索と閲覧を行う方法はこちらの資料 で確認できます。