複数のVIを作成し、グローバル変数でデータを受け渡す
1. LabVIEWを起動し、停止ボタン.vi、パネル1.vi、パネル2.viを作成します。
2. 停止ボタン.viにグローバル変数を作成します。グローバル変数を右クリックし、フロントパネルを開き、このグローバル変数を編集します。
3. グローバル変数の設定と保存を行います。グローバル変数としてプログラム間で受け渡しを行うデータタイプの制御器もしくは表示器をフロントパネルに配置します。ここではブール(True/False)及び数値(DBL)を配置します。このグローバル変数をグローバル.viとして保存します。
4. グローバル変数をVIに配置します。グローバル.viはブールもしくは数値のデータタイプを保持しているので下記の様にブールもしくは数値を選択する事ができます。別途グローバル変数を追加する場合、グローバル.viをドラッグ&ドロップする事で追加できます。
5. グローバル変数の書き込み/読み込みモードを変更します。グローバル変数は書き込み/読み込みで使用できます。これらのモードの切り替えはグローバル変数を右クリックし、「読み取りに変更」もしくは「書き込みに変更」を選択する事で切り替える事ができます。
6. 下記の様にグローバル変数を配置します。この状態で3つのVIを開始すると、それぞれ独立した挙動を確認できます。停止ボタン.viの停止ボタンをTrueに切り替えると、ブールのグローバル変数によってこの値が受け渡され、3つのVIが停止します。