Jupyter Notebookで入力と出力を設定し、Dashboardで使用する方法

更新しました Feb 11, 2021

環境

ソフトウェア

  • SystemLink Jupyter Notebook Add-On
  • SystemLink

Jupyter Notebookで入力と出力を設定し、SystemLink Dashboardで使用するにはJSON形式で設定を作成し、適切に呼び出す必要があります。ここではJupyter Notebookで数値の入力と出力を作成し、SystemLink Dashboardで使用する方法を確認します。

Jupyter Notebookで入力と出力の設定を行う

1. この記事のAttachmentsから「Jupyter Notebookの入出力をDashboardで使用する方法.ipynb」をダウンロードし、下記のフォルダに配置します。下記のフォルダに保存されている*.ipynbはSystemLinkのすべてのユーザがアクセスできるようになります。
C:\ProgramData\National Instruments\Skyline\JupyterHub\notebooks\_shared\reports
 

2. SystemLinkのJupyterハブを起動し、サンプルのノートブックを読み込みます。
 

3. サンプルのノートブックを開き、内容を確認します。
このサンプルでは入力(numeric_param)と0 - 1の乱数の和を出力(output)としています。入力と出力をNotebookで使用するためにParametersのコードセルのCall MetadataにてJSON形式で設定を作成し、このサンプルの最後でresult listをScrapbookに追加しています。
 


 

DashboardでJupyter Notebookを使用する

1. Dashboardを新規に作成し、新規タイル>数値を選択し、数値のタイルを作成します。
 

2. ノートブック名をクリックするとバインディングの構成をすることができます。ここでは入力の設定、出力項目の選択ができます。
 


3. Call Metadata、Notebookのコード、Dashboardの設定項目は下記の様な相関があります。