ASAM ODSサーバとしてDataFinderインスタンスを設定し、クライアントPCからDIAdemを使用して接続する

更新しました Feb 9, 2021

環境

ソフトウェア

  • SystemLink
  • SystemLink Server
  • DataFinder Server
  • ASAM Standards DataPlugin for AOP5
  • DIAdem

DataFinderインスタンスはASAM ODSサーバとして構成できます。ここではASAM ODSサーバとして構成されたインスタンスにDIAdemから接続し、データの閲覧、ロードをする方法を確認します。NIのASAM ODSではデータのロードはAOP5, AOP6というデータプラグインを介して行われます。それぞれの場合について必要な設定を確認します。
 

SystemLink DataFinderでNI ASAM ODSサーバを有効化する

1. こちらの手順を使用し、SystemLinkでDataFinderインスタンスを作成し、別のPCからDIAdemを使用し、DataFinderインスタンスにアクセスできる事を確認します。
2. 作成したDataFinderインスタンスの設定画面を開き、リモートアクセスの設定画面を開きます。
 

3. 「NI ASAM-ODSサーバを有効にする」の項目を有効にして、接続情報を確認します。また、ウェブアクセスの項目にて「ウェブ接続を介してDataFinderへのアクセスを許可する」が有効になっている事を確認します。
 
 
 

DIAdemからASAM ODSサーバに接続し、データをロードする

1. DIAdemを起動し、NAVIGATORから「データストアを開く」を選択します。下記の手順に沿って、データストアの追加を行います。ここではまず、AOP5というデータプラグインを使用してASAM ODSサーバに接続する設定を作成します。
 

2. 作成したデータストアを開きます。
 

3. データをロードします。
 

データのロードはドラッグ&ドロップもしくはロードするデータを右クリックし、「データをロード」から行うことができます。下図ではSystemLinkのファイルビューワ上(左)で表示しているデータをDIAdem上で選択し、ロードしています。
 

次のステップ

DIAdemからAOP6を介してASAM ODSサーバに接続する場合、下記の設定のデータストアを作成します。

1. URLはSystemLinkにログインした際のURLの末尾を/asam/として入力します。コンテキストは$URL=corbaname::#ASAM.ASAM-ODSを入力します。
 

2. AOP6を使用する場合、httpsによる通信となるのでNI Webサーバでhttpsを使用可能な設定にします。
 

3. 上記の設定完了後、作成したAOP6のデータストアを開くと下記の様にデータの閲覧、ロードができます。