DIAdem DACで関数を配置・設定
1.
こちらの記事の手順に従い、NI MAXにおいて接続しているハードウェアの認識、仮想チャンネルの作成を行います。
2. 「DAQmxドライバ」関数の設定を行い、「カーブを表示」関数と接続します。
3. 指定したサンプリングレートで測定を行い、データを保存するには「システムクロック」関数と「データを保存」関数を使用します。下記の図のように配線します。
4. サンプリングレートの指定は「システムクロック」関数で行います。
「システムクロック」関数をダブルクリックし、ClockにおいてHardware clockを選択し、Sampling rateを入力します。ここで指定するサンプリングレートはハードウェアで使用可能な値である必要があります。この設定値がハードウェアで使用できない値の場合、プログラム実行時にエラーが発生します。ここでは100 Hz(0.01秒間隔)で測定を行います。
5. 「データを保存」関数で保存するデータの大きさとファイルパスを指定します。
「データを保存」関数をダブルクリックし、プロパティダイアログを開きます。CycleセクションにあるSaveの項目で保存するデータの大きさを設定します。ここでは1000点分のデータを保存します。サンプリングレートは100 Hzとなっている為、1000点のデータを保存する設定の場合、10秒間測定が行われ、データが保存されます。
6. Data Storageを開き、データの保存先を指定します。ここではTDMファイルをFilenameで指定したパスに保存します。
7. 上記の設定の完了後、計測を開始する事で10秒間の測定が行われ、指定したパスにTDMファイルとして測定結果が保存されます。