NI MAXで仮想チャンネルを作成する
今回使用するDIAdemとNI MAXは
DIAdem と
DAQmxドライバ をインストールする事で使用できます。
1. NI MAXの「データ設定」より、「NI-DAQmxグローバル仮想チャンネル」を選択し、作成します。使用するハードウェアに応じて、「信号を収録」または「信号を生成」を選択し、チャンネルを作成します。この例ではあらかじめcDAQ-9174とNI 9234の
シミュレーションデバイスを作成してあるので、「信号を収録」から「電圧」を選択し、仮想チャンネルを作成します。
2. 下記の様に仮想チャンネルに名前をつけて、作成を完了します。NI MAXにおける設定はここまでとなります。
DIAdem DACで計測を行う
次にDIAdemで先ほど作成した仮想チャンネルを使用し、信号の測定を行います。
1. DIAdemのDACのタブを選択し、NI-DAQmxドライバの関数を使用します。
2. オブジェクトを配置し、ダブルクリックすると上記の設定画面(MAX Signal List)が開きます。
3. ここで先ほどNI MAXで作成した仮想チャンネルを選択し、Addを押します。
4. MAX Signal Listにて仮想チャンネルがselected signalsの部分に追加された状態でOKを選択します。
5. 「カーブを表示」のオブジェクトを配置し、NIDAQのオブジェクトと配線します。
6. 「測定開始」を押すと、測定が開始され、現在の電圧値がグラフに表示されます。