こちらの手順ではDIAdemとNI MAXを使用します。これらのソフトウェアは
DIAdem と
DAQmxドライバ をインストールする事でご利用いただけます。

まず、NI MAXの「データ設定」より、「NI-DAQmxグローバル仮想チャンネル」を選択し、作成します。使用するハードウェアに応じて、「信号を収録」または「信号を生成」を選択し、チャンネルを作成します。こちらの例ではあらかじめcDAQ-9174とNI 9234の
シミュレーションデバイスを作成 してあるので、「信号を収録」から「電圧」を選択し、仮想チャンネルを作成します。

下記の様に仮想チャンネルに名前をつけて、作成を完了します。NI MAXにおける設定はここまでとなります。

次にDIAdemで先ほど作成した仮想チャンネルを使用し、信号の測定を行います。DIAdemのDACのタブを選択し、NI-DAQmxドライバの関数を使用します。オブジェクトを配置し、ダブルクリックすると上記の設定画面(MAX Signal List)が開きます。ここで先ほどNI MAXで作成した仮想チャンネルを選択し、Addを押します。MAX Signal Listにて仮想チャンネルがselected signalsの部分に追加された状態でOKを選択します。

仮想チャンネルで測定している値をグラフで表示します。「カーブを表示」のオブジェクトを配置し、NIDAQのオブジェクトと配線します。「測定開始」を押すと、測定が開始され、現在の電圧値がグラフに表示されます。