Forループを構築する
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LabVIEWを起動し、新しいVIを開きます。 [ファイル] → [新規VI]を選択すると、VIを開くことができます。
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ブロックダイアグラムを右クリックして、関数パレットを表示します。
- オプション:関数パレットの左上隅にある画鋲をクリックしてパレットを固定し、表示したままにします。
- ストラクチャに移動し、 Forループを選択します。
- ブロックダイアグラムにループを配置するには、ループが目的のサイズになるまでマウスを左クリックしてドラッグします。
- カウント端子を右クリックし、「定数の作成」を選択して数値定数を作成します。
- カウント端子は、サブダイアグラムが実行される回数を指示します。ループを実行する回数をカウント端子定数に入力します。
- たとえば、数値定数に100を挿入すると、Forループは停止する前に100回実行されます。
- 反復端子を右クリックし、[表示器を作成]を選択して、ループが実行した反復回数を監視します。
以下の画像は、LabVIEWのForループを示しています。カウント端子は100に設定されているため、コードはループを終了するまで100回実行されます。ループの各反復では、0から100までの乱数が500ミリ秒ごとにユーザに表示されます。反復端子は、ループが実行されるたびに1ずつ増えます。
Forループへの条件端子の追加
必要に応じて、
条件端子を追加して、ブール条件が満たされたとき、またはエラーが発生したときに停止するForループを構成できます。条件端子を使用したForループは、条件が発生するまで、またはすべての反復が完了するまで、どちらか早い方が実行されます。
- Forループの端を右クリックして、[条件端子]を選択します。
- カウント端子に赤い点があり、右下隅に条件端子が追加されていることがわかります。
- Forループの実行を停止するコードを追加します。
- これは、ユーザ入力(たとえば、停止ボタン、フロントパネルの値の変更など)またはプログラム分析(たとえば、入力値の測定値がしきい値に達した、エラーが発生した、経過時間など)に基づきます。
以下のスニペットは、上記の
「Forループを
構築する」セクションで説明されているコードを示していますが、それに条件端子が追加されています。このコードは、生成された乱数がゼロの場合、
またはループが100回繰り返された場合、どちらか早い方で実行を停止します。
注:このイメージはLabVIEWスニペットであり、プロジェクトで再利用できるLabVIEWコードが含まれています。スニペットを使用するには、画像を右クリックしてコンピュータに保存し、ファイルをLabVIEWダイアグラムにドラッグします。