LabVIEWでは、プロパティノードを介して装飾体をプログラム的に制御できます。以下の手順では、装飾体にアクセスする方法について説明します。
- このVIへのVIサーバリファレンスをブロックダイアグラムに追加します。
ブロックダイアグラムを右クリックして、プログラミング>>アプリケーション制御>>VIサーバリファレンスを選択して配置します。 - VIサーバリファレンスの出力端子を右クリックして、作成>>VIクラスのプロパティ>>フロントパネルを選択し、Panelプロパティノードを配置してからリファレンスをVIサーバリファレンスに配線します。
- フロントパネルのリファレンス出力端子を右クリックして、作成>>パネルクラスのプロパティ>>装飾[]を選択し、Decos[]プロパティノードを配置します。これにより、フロントパネルにあるすべての装飾体へのリファレンス配列が提供されます。PanelプロパティノードとDecos[]プロパティノードのリファレンスを配線します。
- 関数パレット>>プログラミング>>配列パレットにある指標配列関数をダイアグラムに配置します。
- 装飾[]出力端子を指標配列関数の配列入力端子に配線して、指標入力端子を右クリックして作成>>定数を選択し、定数を作成します。
- 指標配列関数の出力端子を右クリックして、作成>>装飾クラスのプロパティメニューで目的のプロパティを選択し、そのプロパティノードを配置します。指標配列関数の出力とそのプロパティノードのリファレンスを配線します。
- 装飾クラスプロパティノードを右クリックして、すべてを書き込みに変更を選択します。
- 目的のプロパティへの入力端子を右クリックして、作成>>制御器を選択します。
フリーラベルのテキストを編集したい場合は、上記の手順1~5をおこなってから、次の手順に進みます。
- ブロックダイアグラムにより特定のクラスに変換関数を追加します。ブロックダイアグラムを右クリックして、プログラミング>>アプリケーション制御パレットからより特定のクラスに変換関数を選択して配置します。
- ターゲットクラス入力端子を右クリックして、作成>>定数を選択します。
- ターゲットクラスをクリックして、一般>>Gオブジェクト>>装飾>>テキスト>>テキストを選択して、テキストクラスを指定します。
- より特定のクラスに変換関数のリファレンス出力端子を右クリックして、作成>>テキストクラスのプロパティ>>テキストを選択します。
メモ: この画像は、プロジェクトで再利用できるLabVIEWコードを含むLabVIEWスニペットです。スニペットを使用するには、画像を右クリックしてコンピュータに保存し、ファイルをLabVIEWダイアグラムにドラッグします。