NI myDAQのカウンタを使用するには?

更新しました Dec 28, 2023

環境

ハードウェア

  • myDAQ Student Kit

ソフトウェア

  • LabVIEW

ドライバ

  • NI-DAQmx

  • myDAQでカウンタ測定をしようとしていますが、どうすればいいですか?
  • myDAQでカウンタ測定を行うことはできますか?
  • カウンタ測定を行うには信号をmyDAQにどのように接続すればよいですか?

myDAQにはカウンタ測定に使用できるオンボードカウンタが1つ搭載されています。カウンタは、DIO 0、1、2、3を使用することでカウンタチップのカウンタラインにアクセスすることができます。

下の表より、カウンタで使用されているラインとそれぞれが関連しているラインを参照ください。
 
NI myDAQ信号Programmable Function Interface (PFI)カウンタ/タイマ信号インクリメンタルエンコーダ信号
DIO 0PFI 0CTR 0 SOURCEA
DIO 1PFI 1CTR 0 GATEZ
DIO 2PFI 2CTR 0 AUXB
DIO 3PFI 3CTR 0 OUTN/A
DIO 4PFI 4FREQ OUTN/A

Additional Information

NI myDAQカウンタは、9種類のカウンタタスクに使用できます。これらのタスクは次のとおりです。
 
  • エッジカウント
  • 周波数測定 
  • 周期測定
  • パルス幅測定
  • 2エッジ間測定
  • リニアエンコーダからの位置測定
  • 角エンコーダからの位置測定
  • パルス出力生成

これらの各タスクは、接続する必要があるカウンタ入力端子が異なります。

DAQアシスタントを使用している場合は、下図に示すように、どの入力を使用する必要があるかを確認できます。この例では、エッジカウントのタスクを構成しています。