ペーンでスケーリングする場合、フロントパネル上にあるすべてのオブジェクトをスケーリングするか、特定のオブジェクトのみをスケーリングするかを選択できます。これらのオプションは両方とも、手動またはプログラム的に行えます。
手動による方法
フロントパネルウィンドウのサイズを変更してすべてのフロントパネルオブジェクトのサイズも変更するように、フロントパネルにあるすべてのオブジェクトを拡大縮小するには、次の手順を行います。
- ファイル>>VIプロパティを選択してVIプロパティを開きます。
- カテゴリメニューからウィンドウサイズを選択します。
- ウィンドウのサイズ変更とともにパネル上のすべてのオブジェクトをスケール*チェックボックスにチェックを入れます。
メモ: このオプションは、単一ペーンのパネルにのみ適用されます。
個々の制御器または表示器にこのプロパティを設定するには、オブジェクトを右クリックし、オブジェクトをペーンと一緒にスケールを選択します。
プログラムによる方法
LabVIEWでプログラム的にこのオプションをオンまたはオフにすることもできます。この機能を利用するには、次の手順を行います。
- ブロックダイアグラムにVIサーバリファレンスを配置します。
- 新しいプロパティノードを配置してリファレンス入力にVIリファレンスの出力を配線するとVIクラスのプロパティに変わります。プロパティノードの項目を左クリックしてフロントパネルを選択します。
- Panel出力端子を右クリックして、作成>>パネルクラスのプロパティ>>ペーン[]を選択して配置し、リファレンスを配線します。
- 関数>>プログラミング>>配列パレットから指標配列関数を選択してダイアグラムに配置し、ペーン[]出力を指標配列関数に配線します。
- 指標配列関数の出力を右クリックして、作成>>ペーンクラスのメソッド>>スケールモードを設定を選択して、プロパティノードを配置します。
- Scaling Mode入力端子を右クリックして、作成>>定数を選択します。
- 設定したい機能に応じて、No Scaling、Scale All Objects、またはScale Single Objectのいずれかを選択します。