VeriStandの開発ライセンスを使用せずにモデルをコンパイルする

更新しました Jul 27, 2023

環境

ソフトウェア

  • VeriStand
  • VeriStand Model Framework

VeriStandで使用するためにDLL(モデル)をコンパイルしたいのですが、VeriStandのフル開発ライセンスを必要としないコンピュータで作業しています。フル開発システムライセンスを購入せずにモデルをコンパイルする方法はありますか?

VeriStand Model Generation Activation Utilityを使用することで、フル開発システムライセンスがないVeriStandでモデルをコンパイルできます。このモデル開発機能をインストールしてアクティブにするには、次の手順を行います。
 

  1. 管理者もしくは管理者権限を持つユーザとしてPCにログインし
  2. NI VeriStandダウンロードページにアクセスし、VeriStandをダウンロードを選択します。

メモ: バッチインストーラはNI-DAQmxとNI-VISAドライバを含み、約5.88 GBほどの容量があるため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。
 

  1. ダウンロードが完了したらインストーラを起動し、NI VeriStand 20xx Evaluation - Serial number not required.を選択してください。


 
  1. NI VeriStand 20xx Model Frameworkをインストールする項目として選択します。
 

 

メモ: LabVIEWアプリケーションビルダを使用してNI VeriStandモデルを作成するには、NI VeriStand 201x LabVIEW Model Supportもインストールする必要があります。

 

 
  1. インストールが成功したらシステムを再起動します(このときのアクティブ化ウィザードはキャンセルします)。 再起動後にNI License Managerを起動して、NI VeriStand>>Toolkits>>Activate Model Generation を右クリックし、シリアル番号S14X86758でアクティブ化します。


Model FrameworkとModel Supportをインストールしてアクティブ化することで、NI VeriStand用モデルを他の開発環境から開発できるようになります。

Additional Information

Model Frameworkを使用すると、NI VeriStandで使用するためにサードパーティアプリケーションからDLL(モデル)をコンパイルすることができます。一方、Model SupportではLabVIEWアプリケーションビルダのサポートが追加されます。LabVIEWアプリケーションビルダを使用していない場合は、Model Supportをインストールする必要はありません。