スタートアップに設定と
スタートアップとして実行の設定はどちらもRTアプリケーションを起動時に実行させるための設定です。
まず、RTアプリケーションを起動時に実行するためには、下の図に示すように、最初に
リアルタイムアプリケーションのビルド仕様を作成する 必要があります。
図1. LabVIEWでRTアプリケーションを作成する方法
スタートアップとして設定と
スタートアップとして実行の違いと詳細な説明は以下の通りです。
スタートアップに設定
RTアプリケーションのビルド仕様を作成後、
- リアルタイムアプリケーションを右クリックし、スタートアップとして設定 を左クリックします 。
- 再度、 リアルタイムアプリケーションを右クリックし、デプロイを選択します。この時点で、RTアプリケーションはリアルタイムターゲットにデプロイされますが、実行はされません。次回再起動されたときに、自動実行されます。
- RTアプリケーションを実行するには、次のいずれかを実行します。
- ホストコンピュータを使用して、NI-MAXまたはLabVIEWプロジェクト経由でRTターゲットを再起動します。
- RTターゲットハードウェア上のリセットボタンを使用して、手動で再起動します。
こちらの方法は
スタートアップとして実行よりも設定手順が多いですが、リアルタイムアプリケーションをデプロイしたいが、実行はしたくないときに効果的です。
スタートアップとして実行
リアルタイムアプリケーションのビルド仕様を作成後、
- リアルタイムアプリケーションを右クリックし、スタートアップとして実行を左クリックします。
- ビルド仕様に従ってリアルターゲット上にRTアプリケーションがデプロイされます。
- 次の図に示すように、RTターゲットを再起動するかダイアログが表示されます。 はいを選択後、RTターゲットは再起動しにリアルアプリケーションを実行します。
図2. スタートアップとして実行後のダイアログ