VISAテストパネルで16進数コマンドを送信する

更新しました Jul 26, 2023

環境

ドライバ

  • NI-VISA

計測器のプログラミングマニュアルには、16進数のコマンドまたは英数字以外のコマンドがサポートされていると記載されています。VISAテストパネルで16進文字を送信するにはどうすればよいですか?

NI-VISA 5.1以降

NI-VISA 5.1以降でVISAテストパネルを使用して16進数文字を書き込むには、以下に示すように16進数情報の各バイトの前に\を追加するだけです。



 

Select or Enter Commandフィールドに16進数のコマンドを入力すると、値はASCIIの同等の文字に変換されます。
 

メモ: コマンドがESC+Pのように2文字の入力を必要とする場合は、16進数のコマンドと/1BPのような与えられた文字を入力します。この場合、Pの16進数コマンドは必要ありません。


 

NI-VISA 5.0以前

NI-VISA バージョン5.0以前においてVISAテストパネル内でこれらのhexコマンドを使用するには、下図のように各16進文字の前に\xを追加します。


Additional Information

上記にある2つの画像では、VISAテストパネルで*IDN?クエリを送信する方法を示しています。16進情報の最初の5バイトは、文字*IDN?から正確にマップされます。
 

16進文字の最後の2バイト\x0D\x0Aは、16進数の「終端コマンド」シーケンスです。一部のデバイスでは、送信された各コマンドの最後に終端コマンドのシーケンスまたはチェックサムが必要です。詳細についてはデバイスのマニュアルを参照してください。