次の3つの方法のいずれかを使用して、フロントパネルオブジェクトの値を静的または動的にファイルに保存することにより、構成設定ファイルを作成できます。
構成ファイルに保存する
フロントパネルオブジェクトの値を構成ファイル(.ini)へ静的に保存します。LabVIEWには、このサンプルが付属しており、次の手順で参照できます。また、関連リンクからもサンプルプログラムを入手可能です。
- ヘルプメニュー>>サンプルを検索...を選択します。
- 基本機能>>ファイル入力と出力>>構成(INI)に移動します。
- Configuration (INI) File.lvprojプロジェクトファイルを開きます。
- Write Configuration (INI) File.viおよびRead Configuration (INI) File.viを開きます。
テキストファイルに保存する
構成ファイルの代わりに、すべてのデフォルト値をテキストファイル(.txtまたは.lvm)へ静的に保存することも可能です。下記に添付されているSavedValues.vi は、測定ファイルから読み取るExpress VIおよび測定ファイルに書き込むExpress VIを使用して制御器の値を読み書きする方法を示しています。制御器の値はすべてマージして、指定されたファイルパスに保存されます。その後、VIが開いた際にそのファイルから読み取ることを選択できます。
特定の制御器だけを保存する
2番目のように、すべての制御器の値を保存するのではなく、特定の制御器のデフォルト値を保存することもできます。個々のフロントパネル値をファイルに保存するには、フロントパネルにある制御器名で保存するオブジェクトを指定します。下図は、その実装例です。