LabVIEWでフロントパネルを任意の位置へプログラム的に移動する

更新しました Dec 29, 2022

環境

ソフトウェア

  • LabVIEW

フロントパネルを画面上で任意の位置へプログラム的に移動するにはどうすればよいですか?

この方法は、フロントパネルの座標を使用して位置を設定します。最初に座標を見つけて、次にフロントパネルの位置を設定する必要があります。


 

フロントパネルの座標を見つける

  1. ブロックダイアグラムを右クリックしてアプリケーション制御>>プロパティノードを選択し、プロパティノードをブロックダイアグラムに配置します。
     
  2. プロパティノードの黄色い部分を右クリックしてクラス選択>>VIサーバ>>VI>>VIを選択し、クラスVIのプロパティノードにします。

     
  3. プロパティを左クリックしてフロントパネルウィンドウ>>ウィンドウの境界を選択します。
  4. プロパティの出力を右クリックして作成>>表示器を選択し、出力用の表示器を作成します。
  5. フロントパネルを画面上の任意の場所に移動して位置を決定し、ウィンドウサイズを設定しておきます。
  6. プログラムを実行します。
  7. ウィンドウの境界からの出力を記録します。これらは、手順5で配置したフロントパネルの座標です。
 

 

フロントパネルの位置を設定する

  1. ウィンドウの境界を示す表示器を削除します。
  2. プロパティノードを右クリックして書き込みに変更を選択し、プロパティを読み取りから書き込みに変更します。
  3. ウィンドウの境界プロパティの入力を右クリックして作成>>定数を選択し、プロパティに渡す定数を作成します。
  4. 前のセクションで記録した座標を定数に入力します。

Additional Information

  • フロントパネルを単純に中央揃えにしたい場合は、クラスVIのインボークノードを使用できます。 フロントパネル >>中央を選択します。
  • 実行時にウィンドウのサイズと位置をロックしたい場合は、ウィンドウの境界プロパティノードをwhileループの内側に配置します。