LabVIEWでこれらのデバイスを監視するには、内蔵の入力デバイス制御VIを使用します。 これらのVIを使用すると、接続されているキーボード、マウス、およびジョイスティックを監視できます。これらのVIは、
コネクティビティ(もしくは接続)>>入力デバイス制御パレットにあります。次の例では、ジョイスティックの入力デバイスから読み取る方法を説明し、同じプロセスをマウスとキーボードに適用します。
- ジョイスティックを初期化VIを呼び出します。このVIでは、デバイス指標入力を使用して、読み取るデバイスを識別します。これは、オペレーティングシステムによって指定されたデバイス番号に対応する数値です。異なる入力デバイスでこれを行う場合は、対応する初期化VIを使用します。
- ジョイスティックを初期化VIのデバイスID出力を入力データを取得VIのデバイスID入力に配線します。ジョイスティックの場合、このVIは軸情報、ボタンステータス、ジョイスティックやゲームパッドの操作に対応する方向情報を提供します。このVIは多態性VIであり、デバイスIDが渡されるとマウスまたはキーボードの情報も返します。
- 入力デバイスを閉じるVIで終了します。入力データを取得VIのデバイスID出力を入力デバイスを閉じるVIのデバイスID入力に配線します。このVIは、デバイスへのリファレンスを閉じるために読み取りの完了時に呼び出す必要があります。
メモ: この方法はWindowsおよびLinuxオペレーティングシステムでは機能しますが、MAC OSではサポートされていません。
マウス監視の例は、Monitoring Mouse Movements and Clicksにあります。キーボード監視の例は、Monitoring of Keyboard Buttons that are Pressedにあります。
Additional Information
例
埋め込まれたターゲット
ジョイスティックを使用してcRIOを制御する場合は、cRIOシステム上で動作しない外部コードを使用するため、ホストコンピュータ上でジョイスティックVIを実行する必要があります。このデータは、特定のアプリケーションに応じて
シェア変数または代替通信方法 を使用してcRIOに移動できます。