解決策
このような問題は依存項目の破損やインストール時のレジストリ登録の失敗などにより発生します。それぞれの場合について下記の手順を確認してください。
すべてのDIAdemバージョンにおける注意事項
Windowsイベントログ ID 1000及びアプリケーションエラーを確認します。DIAdem.exeでこれに該当する項目が存在する場合、エラーを発生しているコンポーネントを確認します。
過去にNILibEay32.DLLが問題を発生させた事例が確認されています。このDLLが問題を発生させている場合、この資料の下部のAttachmentのDLLを、正常に動作していないDIAdemの下記のフォルダのDLLと置き換えます。この時、ビットネスは同じものを使用する必要があります。
NILibEay32.DLLのパスは下記です。
- 64-bit: C:\Program Files\National Instruments\Shared\nissl
- 32-bit: C:\Program Files (x86)\National Instruments\Shared\nissl
DIAdem 2019, 2019 SP1, 2020, 2020 SP1における注意事項
下記2点の
DIAdemのコンポーネントがインストール時にレジストリに正しく登録されていない事例が報告されています。DIAdemのインストール時に問題が発生したかどうかを確認するには、次のコマンドを実行してください。
管理者権限で
コマンドプロンプトを開きます。
- Windowsのスタートメニューで「 CMD 」と入力します。
- リストされたアプリの「コマンドプロンプト」を右クリックします。
- 「管理者として実行」を選択します。
次のコマンドを入力します(DIAdem 2019の場合、2020を2019に置き換えてください)。
cd C:\Program Files\National Instruments\DIAdem 2020
次に下記のコマンドを実行します。
regsvr32.exe
結果は次のようになります:“
C:\Windows\System32\regsvr32.exe”
上記の結果にならない場合、次のコマンドを入力してください(DIAdem 2019の場合、2020を2019に置き換えてください)。
"%SYSTEMROOT%\System32\regsvr32.exe" "C:\Program Files\National Instruments\DIAdem 2020\DataFinder_GUI.dll"
"%SYSTEMROOT%\System32\regsvr32.exe" "C:\Program Files\National Instruments\DIAdem 2020\DataStoreElements_GUI.dll"
上記の手順により、DIAdemが正常に起動する事例があります。