フロントパネルの画像をJPEG、PNG、BMPファイルに保存したい

更新しました Dec 1, 2023

環境

ソフトウェア

  • LabVIEW Full
  • LabVIEW Professional

  • 波形グラフなどのフロントパネルにある画像を他のアプリケーションで使用したいと考えています。
  • フロントパネルの画像をJPEG、PNG、あるいはBMPファイルに保存するにはどうしたらいいですか。

LabVIEW 8.0以降の場合、下記の方法で画像ファイルを作成することができます。 
  1. フロントパネルにオブジェクトを置きます。
  2. ブロックダイアグラムで、保存したい画像に対応するアイコンを右クリックし、 作成>>インボークノード>>画像を取得を選択します 。
  3. プログラミング >>グラフィック&サウンド>>画像関数より RGBを色に変換関数を選択して、ブロックダイアグラムに配置します。
  4. RGBから色に変換関数の入力端子R、G、Bそれぞれに定数を作成します。これらの定数は赤、緑、青の割合を示す値です。
  5. RGBから色に変換関数の出力を画像を取得インボークノードの背景カラー(BG Color )に配線します。
  6. インボークノードの画像深度(ImageDepth)に定数を作成します。画像のビット深度を選択してください。(一般的な値としては、4, 8, 16,24 になります)
  7. プログラム>>グラフィック&サウンド>>グラフィック形式 から画像をファイルに書き込みVIを1つ選択します。(JPEGファイルに書き込む VIPNGファイルに書き込む VIBMPファイルに書き込む VI があります)
  8. (JPEG/PNG/BMP)ファイル書き込み関数の画像データと画像を取得インボークノードの画像データを配線します。

LabVIEW 7.1以前のバージョンの場合、下記の方法で画像ファイルを作成することができます。
  1. ブロックダイアグラムを開きます。 保存したい画像に対応するアイコンを右クリックし、作成>>インボークノードを選択します。
  2. 作成されたインボークノードを右クリックし、メソッド>>画像を取得を選択します。
  3. 関数>>全関数>>グラフィック&サウンド>>ピクチャ関数より、RGBからカラーに変換関数をブロックダイアグラムに配置します。
  4. RGBからカラーに変換関数の入力端子R、G、Bそれぞれに定数を作成します。これらの定数は赤、緑、青の割合を示す値です。
  5. RGBから色に変換関数の出力を画像を取得インボークノードの背景カラー(BG Color)に配線します。
  6. インボークノードの画像深度(ImageDepth)に定数を作成します。 画像のビット深度を選択してください。(一般的な値としては、4, 8, 16,24 になります)
  7. 関数>>全関数>>グラフィック&サウンド>>グラフィック形式 から画像をファイルに書き込む関数を選んでください。(JPEGファイルに書き込む VI、 PNGファイルに書き込む VI、 BMPファイルに書き込む VI があります)
  8. LabVIEW7.0 以上を使用している場合、
    (JPEG/PNG/BMP)ファイル書き込み関数の画像データと画像を取得インボークノードの画像データを配線します。 

    LabVIEW6.1 以前を使用している場合、
    画像をファイルに書き込む関数にある、画像深度の入力に配線を行ってください。
    また、インボークノードからの出力を下図の様に配線し、ファイルパスを入力してください。

Additional Information

注意:
  1. 上記のピクチャ関数はベース開発システムパッケージには含まれていません。
  2. 複数のフロントパネルのオブジェクトを1つのJPEG、PNG、またはBMPファイルに保存する場合、それらを1つのクラスタにまとめて、そのクラスタからインボークノードを作成することができます。