LabVIEWでIMAQ Image Display制御器を使用する

更新しました Jul 28, 2022

環境

ソフトウェア

  • LabVIEW Full

ドライバ

  • NI-IMAQ

  • LabVIEW Image Display制御器とは何ですか?どのように使用しますか?
  • Image Display制御器を使用するには、どのバージョンのLabVIEWとNI-IMAQが必要ですか?

Image Display制御器はLabVIEWのフロントパネル制御器で、IMAQ画像データタイプを表示することができます。この制御器は、NI-IMAQ 2.6以降でインストールされ、LabVIEW 7.0以降で使用できます。Image Display制御器を使用するために、Vision Development Moduleは必要ありません。

Additional Information

概要

Image Display制御器により、ユーザは画像に関する情報を表示し、現在の画像表示を変更し、関心領域を作成することができます。




 

ツール

Image Display制御器の左側にあるツールバーには、画像の表示を変更したり、さまざまな関心領域(ROI)を描画するために使用できる13個のツールが含まれています。
  1. Zoom Tool
  2. Selection Tool
  3. Pan Tool
  4. Point Tool
  5. Line Tool
  6. Rectangle Tool
  7. Rotated Rectangle Tool
  8. Polyline Tool
  9. Polygon Tool
  10. Freehand Tool
  11. Closed Freehand Tool
  12. Ellipse Tool
  13. Annulus Tool



 

画像情報

Image Display制御器は、現在の画像、表示、およびROIに関する情報も表示できます。画像情報ディスプレイは画像ディスプレイの下にあり、5つの要素を表示します。
  1. Image size
  2. Zoom Factor
  3. Image Type
  4. Current Pixel Value
  5. ROI Information
 
 

プロパティ

フロントパネルの制御器を右クリックすると、Image Display制御器の外観を変更できます。表示項目カテゴリでは、ラベル、キャプション、スクロールバー、ツール、画像情報を表示できます。

Snapshotオプションを使用すると、画像がIMAQ Dispose VIで廃棄された後に画像を表示することができます。

Save Image...オプションを使用すると、表示された画像をPNG、ビットマップ、JPEG、またはTIFF画像として保存できます。